
“僕は子供の時からあこがれの選手はいませんでした。僕が誰か一人をあげるとすればそれは柳沢敦です。” ――久保裕也
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ヨーロッパリーグ(EL)は27日、各地でグループリーグ第5節を行った。I組のFW久保裕也の所属するヤングボーイズ(スイス)は敵地でスロバン(スロバキア)と対戦し、3-1で勝利した。トップ下で先発フル出場した久保は、1-1と追いつかれて迎えた前半18分にEL初得点を記録。公式戦約4か月ぶりのゴールを挙げると、後半18分にも追加点を決めて勝利に大きく貢献した。
開始からスロバンの高い位置からのプレスに苦しんだヤングボーイズだったが、前半8分にFKから相手のハンドでPKを獲得。これをFWギヨーム・オアロが冷静にゴール左隅に流し込んで先制点。しかし、3分後の同11分、最終ラインのCBミラン・ビロティッチがMFセイドゥバ・スマーにボールを奪われ、そのままGKとの1対1の状況からゴールを決められて1-1とすぐさま同点に追いつかれた
それでも前半18分に背番号31がEL初ゴールを挙げる。遠い位置からのFKをDFヤン・レツヤクスがゴール前に放り込む。PAやや右からDFスコット・ズッターが頭で中央に折り返して、久保が右足で押し込み、2-1と勝ち越しに成功。さらに同22分にもズッターの右クロスから久保がヘディングで合わせたが、これはGKの好守に阻まれた。
2-1で折り返した後半も序盤こそスロバンの守備に苦しんだが、徐々にヤングボーイズが攻勢を強めると、同13分に左45度の位置でFKを獲得。これをMFレオナルド・ベルトーネが直接狙ったがわずかにゴール左に外れる。同18分には、PA左からズッターが倒れ込みながら折り返したボールを久保が右足で押し込んで、3-1とリードを広げた。
その後はお互いに疲れが見られ、チャンスらしいチャンスを作れないまま3-1で試合は終了。久保の2得点の活躍で勝利したヤングボーイズは勝ち点を9に伸ばし、グループリーグ突破に望みをつないだ。http://web.gekisaka.jp/news/detail/?152436-152436-fl
▼[11.27 ELグループリーグ第5節 スロバン1-3ヤングボーイズ]
◆ヤング・ボーイズ、久保の2ゴールなどで快勝│UEFA.com