
アウェーゴールが演出する試合終盤のこの面白さよ
[マドリード 30日 ロイター] サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は30日、マドリードで準決勝第2戦の1試合を行い、レアル・マドリード(スペイン)はホームでドルトムント(ドイツ)に2─0で勝利したが、2戦合計3─4で決勝進出を逃した。
地元ファンの後押しを受けるレアルは開始4分にゴンサロ・イグアインがゴールを脅かすなど立ち上がりから攻勢をかけるが、なかなかゴールを割れず。ジョゼ・モウリーニョ監督は後半12分にカカとカリム・ベンゼマを同時投入して勝負に出ると、同38分にベンゼマが先制点。その5分後にはセルヒオ・ラモスが追加点を奪ったが、あと1点届かなかった。
ドルトムントは前半14分にマリオ・ゲッツェが負傷退場するアクシデントに見舞われ、ロベルト・レバンドフスキのシュートがゴールマウスに嫌われるなど苦戦を強いられたが、優勝した1997年以来、2回目の決勝進出となった。
ドルトムントのユルゲン・クロップ監督はテレビ局のインタビューで「最後までタフなゲームだった。ビッグチャンスはあったし、そこで決めていれば試合は終わっていた。いいプレーはできなかったが、2試合で4─3と勝ったし、決勝進出にふさわしいと思う」と話した。
一方のモウリーニョ監督は「早い時間に得点できるチャンスはあった。明らかにわれわれの方がいいチャンスを作っていた。終盤には惜しいところまでいった。成功するか失敗するかの2つしかなく、われわれはできなかった」と試合を振り返った。http://jp.reuters.com/article/sportsNews/idJPTYE94000I20130501
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