
19歳の2人、いいじゃないの
動画は以下から。
サッカー・Jリーグのシーズン最初の公式戦、富士ゼロックス・スーパーカップは22日、東京・国立競技場で観衆4万1273人を集めて行われ、2年連続J1王者の広島が2-0で天皇杯覇者の横浜マを降し、2年連続3回目の優勝を果たした。
広島の野津田と浅野の19歳コンビ。横浜マに敗れた元日の天皇杯決勝で途中出場のチャンスを与えられながら仕事ができず、同じピッチで涙した2人が、広島の進化を予感させるようなゴールを奪った。
まずは、先発した野津田が主導権を握る先制ゴールを決めた。前半6分、石原のクロスに遠いサイドに走り込み、ゴール前で佐藤がスルーしたボールを左足で押し込んだ。後半21分には、佐藤に代わって途中出場した浅野が、野津田のパスをダイレクトで流し込み2点目。交代してわずか7分後に追加点をもぎ取った。「(野津田が)ボールを持った瞬間、目があった。パスが出てくると信じて走った」と浅野が言えば、野津田も「浅野なら(裏に)抜け出してくれると思っていた」。息の合った連係で横浜マの堅守を崩した。
広島の育成組織出身でチーム愛にあふれる野津田と、2011年度の全国高校選手権得点王で三重・四日市中央工から入団し、7人の子どもを育てる両親に「親孝行したい」と熱く語る浅野。見た目の初々しさとは裏腹に、並々ならぬ向上心を抱き「今季はレギュラーを取る」と意欲的に練習に取り組んできた2人が、悔しさを成長に変えてみせた。
「さらに競争が激しくなる。チームとしての底上げができている結果」と森保監督。十分に、リーグ戦3連覇への手応えを感じたに違いない。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140222-00000094-mai-socc
◆2014 FUJI XEROX SUPER CUP 広島 vs 横浜FM(国立)│ゲームサマリー◆広島、急逝したスタッフに捧ぐゼロックス杯「ようやく見送ることができた」
- 関連記事
-