
最初から強くて魅力のあるチームを応援するのもいいが
弱いチームが徐々に強くなっていくのを応援するのも悪くない
詳細は以下から。
10年以上、FIFAランキング最下位をキープし“世界最弱”のレッテルを貼られたサッカーチーム・米国領サモア代表を追ったドキュメンタリー映画『NEXT GOAL WINS(原題)』が、『ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦』という邦題で、公開されることが決定した。

副題の「0対31からの挑戦」とは、2001年のFIFAワールドカップ予選にて0対31でオーストラリア代表に大敗(国際Aマッチ史上最大点差)した試合のこと。公式戦30試合は200点以上奪われ全敗、10年以上に渡りFIFAランキング最下位の、まさに“世界最弱”の米国領サモア代表チームの挑戦を追ったドキュメンタリーだ。
あまりの負けっぷりにトラウマを負ったゴールキーパーや、女性として生きるトランスジェンダーのディフェンダーなど、個性豊かな米国領サモア代表チームのもとに、米国サッカー連盟より命を受けたオランダ人監督がやってくるところから、チームの挑戦は始まる。

実力はあっても口が悪い監督は瞬く間に島で反感を買うようになるが、その熱意は選手たちの意識を徐々に変えていき、同時に自身も選手たちから刺激を受け、チームは少しずつ強くなっていく。
そんな中、2009年にサモア沖地震が発生。津波で傷ついた故郷と国民のため、米国領サモア代表は魂と誇りをかけ、2014年FIFAワールドカップ予選に挑む。果たして彼らは初勝利を掴むことができるのか。

NIKEやサムスンなど世界的企業のCMを数多く手掛けてきたトップCMディレクター、マイク・ブレット&スティーブ・ジェイミソンが、初の長編ドキュメンタリーに挑む。オリジナルの音楽には、レディー・ガガ出演CMなどを手がけるロジャー・ゴウラ。音楽スーパーバイザーには、マクラーレンのCMなどで知られるサラ・ブリッジ。海外拠点で活動する日本ミュージシャン、ススム・ヨコタも参加している。
小さな美しい島で起きた、まさに本物のスポーツドラマ。熱狂と興奮の感動ドキュメンタリー『ネクスト・ゴール!世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦』は5月17日より角川シネマ新宿ほかで全国順次公開。http://news.ameba.jp/20140311-450/
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