
ブラジル国民にとっては
悪夢のような2試合で終わったな…
動画は以下から。
12日(現地時間)に行われたワールドカップ(W杯)3位決定戦、ブラジル対オランダの一戦は、オランダが3ー0で勝利した。
準決勝のドイツ戦で1ー7と大敗したブラジルは、胸を張って大会を終えるために勝たなければいけない3位決定戦。準備時間が1日短いオランダは、2試合連続で120分を戦っているだけに、しっかり主導権を握りたいところだった。
しかし、ブラジルは出鼻をくじかれる。開始直後、ロッベンがトップスピードで抜け出すと、出場停止明けのチアゴ・シウバがファウルで止めた。このファウルはペナルティーエリアの外だったようにも見えたが、主審はPKと判定。これをファン・ペルシがしっかり決めて、いきなりオランダが先制する。
準決勝の悪夢がよみがえるブラジルは、良くない流れ。ロッベンに簡単にスピードに乗られることが多く、攻撃では動き出しが少ない。攻守とも中盤に存在感がなく、オランダのペースになった。
16分には追加点。右サイドのデ・グズマンがロッベンからパスを受けてクロスを上げると、このボールは精度を欠いてゴール前でダビド・ルイスがクリアする。しかし、このボールを中央に跳ね返すと、ブリントがフリーでコントロール。冷静に沈めて2ー0になった。
その後は無理をしないオランダに対して、ブラジルがボールを支配する展開になるが、効果的な攻めはない。21分にオスカルが放ったミドルシュートは可能性を感じるものだったが、オランダに蹴らされている最終ラインからのロングフィードは好機につながらなかった。ペナルティーエリア付近からのセットプレーは迫力があったが、オランダの守備を崩すには至らず。前半終了のホイッスルとともに、スタジアムには観客のブーイングが響いた。
フェルナンジーニョを投入して後半に臨んだブラジルだが、やはり打開できない。57分に投入されたエルナネスは闘志を見せ、60分にはラミレスが惜しいシュートを放ち、流れを引き寄せつつあるようにも見えた。それでもゴールが生まれない。
すると、再びオランダが余裕を持った試合運びを見せる。失った自信を取り戻せないブラジルに対し、終盤はスタンドからブーイングが続いた。覇気のないセレソンは終盤に集中力を欠き、アディショナルタイムにはワイナルドゥムがオランダに3点目をもたらす。
オランダは終了間際、シレッセンを下げてフォルムを投入。これでオランダは今大会でメンバー全員がピッチに立ったことになる。
ブラジルにとっては屈辱の交代。大ブーイングに包まれて、3位決定戦が終わった。◆Goal.com│ブラジルは2試合で10失点
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[ 2014/07/13 07:25 ]
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