
この両サポーター
完全に、まぜるな危険!である
動画は以下から。
■タイン・ウェア・ダービー
タイン・ウェア・ダービー(Tyne-Wear Derby)とは、ニューカッスル・ユナイテッドFCとサンダーランドAFCの試合を指す異称である。歴史的な経緯から非常に盛り上がる試合として知られ、特に20世紀中は極めて暴力的な事件が頻発する試合の一つでもあった。
■歴史
このダービー・マッチの背景にはニューカッスル・アポン・タインとサンダーランドという二つの町の歴史的な確執がある。そもそもの始まりは16世紀、チャールズ1世が石炭産業に関する特権をニューカッスル・アポン・タインに付与した一件である。これによってニューカッスル・アポン・タインが都市としての発展を見た一方で、サンダーランドは石炭に関する利権をニューカッスル・アポン・タインに抑えられた結果、ニューカッスル・アポン・タインの後塵を拝することになった。この確執は清教徒革命時には軍事衝突に発展し、ニューカッスル・アポン・タインは王党派、サンダーランドは議会派の軍事基地としてお互いに軍勢を繰り出した。この時の戦いはボルドン・ヒルの戦いと呼ばれ、サンダーランド軍の勝利に終わった。
こうした反目の歴史は現在にまで続いており、1974年にニューカッスル・アポン・タインとサンダーランドが行政区分上統合されてタインアンドウィア州となると、州都が置かれたニューカッスル・アポン・タインへのサンダーランド市民の嫉妬心は燃え上がった。
■フットボールにおける反目
上記のような歴史的・経済的・政治的な反目の影響を多分に受けているのが、ニューカッスル・ユナイテッドとサンダーランドAFCの試合「タイン・ウェア・ダービー」である。特に1970年代以降はフーリガンの隆盛とともに、この試合が開催される日には街のあちこちで暴力事件が頻発し、警察は「タイン・ウェア・ダービー」の日に見られるこうした粗暴性を問題視しており、試合当日の警戒は極めて厳重なものである。 ――ウィキペディアより
Twelfth Man (2014) from Third Films on Vimeo.
ただのプレミアリーグの一試合としてではなく
こうした歴史を知った上で観るのも一興だ
試合のちょっとしたスパイスにはなるだろう
しかし恐ろしく熱い!
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