
またいいメンツを選ぶわ
実に魅力的だ
詳細は以下から。
元オアシスのギタリストであるノエル・ギャラガー氏が22日、イギリスメディア『BBC』のハイライト番組『マッチ・オブ・ザ・デイ』に出演した。番組出演前にノエル氏は、サッカー選手を集めた夢のバンドを考え、同メディアがメンバーを紹介している。
マンチェスター・Cの熱烈なファンとして知られる同氏は「たくさんのサッカー選手が候補に挙がるが、俺のバンドに入るにはカリスマ性が必要だ」と、条件を語った。

バンドの中心となるリードギターに選んだのは、現在レアル・マドリード・カスティージャで助監督を務める元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏。ノエル氏は「ジダンは俺のバンドにフランス人らしいセンスを加えるだろう。本物の天才で、とても好きな選手だ。俺は2006年のドイツ・ワールドカップ決勝を見に行った。彼はあの試合で退場したことばかり取り上げられるけど、PKで先制点を挙げたんだ。それもチップキックでバーに当てて決めた、勇気のいるプレーだね。しかも彼は1日に20本のタバコを吸うらしいじゃないか。とことんロックンロールな男だよ」と、音楽でも天性のセンスを見せつけることを予想している。
次は、バンドを支えるベース。選ばれたのは元フランス代表MFパトリック・ヴィエラ氏だった。ヴィエラ氏について「ベース・プレイヤーは堅実で頼れる男がいい。ヴィエラのライバルだったロイ・キーンも良いが、彼には陽気さが足りないから俺のバンドには欲しくない。音楽は楽しいものであるべきだ。あと、キーンと同じバスに乗るなんて無理だ。これじゃツアーにまわれないな。とにかくキーンと俺は一緒にやれない。あいつを入れたいなら俺は辞めるね」と語り、マンチェスター・Uのレジェンドと比較してヴィエラ氏が適任だと感じたようだ。
ベースとともにバンドのリズム隊を担うドラムに選ばれたのは、リヴァプールに所属するイタリア代表FWマリオ・バロテッリ。選んだ理由について「ドラムには変人を入れなきゃな。マリオなら適任だ。たまにラップも歌わせられるしな。とにかくマリオは今どきのロックスターなんだ。彼を入れるのはプレミアリーグにリアム・ギャラガーを入れるようなものだって?あぁ、確かにな。リアムはちょっとだけおかしくて、ちょっとだけ信頼できなくて、ちょっとだけ派手なんだ。あいつが2日連続で髪を切る理由なんて絶対に知り得ないしな。マリオはとてもいいキャラクターだが、シティでプレーしていた時は驚かされたり、試合の流れを変えることは期待出来なかった。彼は5-0の試合で3点目とか4点目を決めるのが得意だったんだ。あとは、肩で点をとったり、キーパーを交わしてからヒールキックしたりもあったな。とにかく俺はマリオが好きだ。今だってシティに帰ってきて欲しいと願っているよ」と述べ、問題行動を連発するバロテッリがバンドにとってのスパイスになると説明した。
バンドの顔とも呼べる存在のヴォーカル。主役に抜擢されたのは“ライバル”マンチェスター・Uのレジェンドであるジョージ・ベスト氏だった。ノエル氏は「どんなバンドだって、ヴォーカルには顔の良い奴が必要だ。ジョージはいつだって最高の選手で、かっこいいんだ。彼はサッカー選手史上初のスーパースターだった。もちろん彼がユナイテッドの選手だったことは知っているが、彼を嫌いになることは無理だ。みんな彼が大好きだった。これはエリック・カントナにも言えることで、シティのファンも彼が好きだった。俺もカントナが好きだったよ。彼は派手で、CDアルバムに例えるなら『サージェント・ペパーズ(ビートルズ8枚目のアルバム)』かな。彼はサッカーにも音楽にも貴重な価値のある態度と性格をもっていた。でも、ピッチに立つカントナは嫌いだった。彼のゴールでシティが負けた時は、両足をぶっ壊してやりたかった」と、大嫌いな“ライバル”のレジェンドであっても、一人のサッカー選手としては魅了されていたことを明かしている。http://www.soccer-king.jp/news/world/eng/20150223/284159.html
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