◆J1第1節 広島1─1清水(6日・広島ビッグアーチ) 見る者すべてが、目を疑ったはずだ。びっくりPKが開幕戦で飛び出した。日本代表復帰を目指すFW佐藤とDF槙野のコンビだ。
前半3分のPK。佐藤はペナルティーエリアのすぐ外で、息を潜めた。槙野がボールをセットし、ゴールを背にして立つ。そして、蹴る気満々で歩いてエリア外に出た瞬間だ。佐藤が猛烈な勢いで走り込んだ。左足の一撃にGK西部はシュートとは逆の右に跳んでしまった。PKでは珍しいトリックプレーで1点を先行した。
実は、昨季から温めてきた策だった。発案は槙野。チームメートに「開幕戦でやったら目立つ。ほかの試合じゃ、テレビが少ないから意味がない」と訴えてきた。ただ、この日は直前の相談は一切なし。佐藤が槙野の意思を感じ取った。「普段はストヤノフが蹴る。槙野がボールを取りに行くということは、そういうこと」。アイコンタクトで意思疎通を取った。佐藤は「ドイツW杯で(フランス代表の)ジダンがやったチップキックみたい」。狙い通りにGKの間合いを外した。相手GK西部は「おかしいと思ったけど…。寿人が走り出して、エッと思った」とあ然。チームメートのGK西川ですら「駆け引きが出来ないから、GKとしては厳しい」と驚いた。
代表復帰へのアピールにもなった。3日のバーレーン戦はメンバー漏れしたが、この日は、日本代表の大熊コーチが視察。「見に来たのは、オカ(清水FW岡崎)でしょう。代表から頭を切り離してる」と、クラブ専念を強調するも、きっちり結果は残した。“遊び心”あふれる珍プレーも、結果が出れば言うことなし。岡田ジャパンでも見てみたい。ttp://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20100306-OHT1T00314.htm
槙野はホント面白いことするなぁ
PKの小細工といえば、ピレスとアンリが間接でやろうとして失敗したの思い出した
ピレスが緊張して空ぶって二度蹴りの反則になったんだっけかな
あったあったコレだ
ピレス空振り→アンリ走りこむ→ピレスもっかい触る→反則→ワロタ
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