◆アジア・チャンピオンズリーグ1次リーグ ▽E組最終節 北京国安―川崎(28日・北京) 川崎は26日、ACL・北京国安戦(28日・アウェー)のため、成田空港発の全日空機で北京入りした。決勝トーナメント(T)進出には勝利以外許されないが、北京の日本大使館からサポーターによる暴動の注意勧告がクラブに届き、中国側も公安警察など1万人以上の警備員を配置することが判明。昨年のアウェー天津戦で敗れた主将の日本代表MF中村憲剛(29)は、厳戒態勢での一戦を、一丸となって勝つことを誓った。
気温8度。4時間弱のフライトを経て、イレブンは午後8時10分に北京国際空港に到着した。午前中に川崎市内のグラウンドでセットプレーなど、約1時間30分練習してから移動。何事もなくバスへ乗り込んだが、日本より少し寒い気温が緊張感を増幅させた。
生きるか、死ぬか―。川崎は、勝てば1次リーグ突破。引き分け以下なら北京国安が勝ち進む。6万人以上が入る北京工人体育場。北京国安のサポーターは中国でも1、2を争う過激集団と言われる。北京の日本大使館などからは、川崎勝利で暴動が発生する可能性を指摘された。「何が起こるか分からないとも言われた」(川崎関係者)。
中国当局は、公安警察9000人を動員するなど1万600人態勢で警備に当たる。08年、鹿島が現地で対戦した時は2000人の警備態勢だった。今回はその5倍以上。中国サイドは、5月1日の上海万博に悪影響が出ないよう、安全面で万全を期すという。まさに「ACL史上最大の厳戒態勢」となる。川崎も警備担当者4人を日本から北京入りさせる、異例の態勢を取った。
完全アウェーをはね返す。昨年、敵地での天津泰達戦は1―3で敗れたた上、チームバスは何本ものペットボトルを投げつけられた。試合中に相手トレーナーから蹴りを入れられた中村は「試合が始まったら、スタジアムの雰囲気がすごくなったことを覚えている」と振り返る。高畠監督も「今季はアウェーでの勝負強さを訴えてきた。きれいに勝とうというより、選手には、タフに結果を追求することを要求したい」と、昨年と同じ過ちを繰り返すつもりはない。FW鄭大世、DF寺田の出場停止に加え、MF稲本も負傷欠場。中村は「皆でまとまって、やるしかない」。結束力で逆境をはね返し、必ず決勝Tに進む。ttp://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/jleague/news/20100426-OHT1T00248.htm
川崎の中国アウェー戦といえば、昨年中村憲剛が相手トレーナーに蹴られるという
とんでもない事が起きた試合を思い出す
今回は勝った方が1次リーグ突破なだけに、更なる熱い展開が待ち受けていそうだ
しかし、稲本、鄭大世、寺田が出れないのは非常に痛い
でもまぁ田坂あたりがやってくれそうな気はする
ACLグループリーグ星取表http://www.jsgoal.jp/acl/schedule/
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