スペインGKカシリャスは、MFイニエスタが決勝ゴールを決めた直後から歓喜の涙が頬をつたっていた。試合終了のホイッスルが鳴ると、決勝トーナメント4試合を失点ゼロに抑えたDF陣と熱く抱き合った。優勝セレモニーの後も、心の底からわき上がる喜びは抑えられなかった。カシリャスは、インタビューのために近寄ってきた恋人のTVレポーター、サラ・カルボネロさんを抱擁し、中継中でもおかまいなく、祝福のキスをした。
スペインでは、2人は公認の間柄だ。試合前にカシリャスが練習するゴール裏からカルボネロさんがレポートするのは、代表試合での定番となっている。
W杯での7試合。カルボネロさんはゴール裏で、恋人のプレーを見守り続けた。初戦のスイス戦で破れ、カシリャスの軽率なプレーが咎められると、カルボネロさんにまで批判の矛先が向けられた。
しかし、カシリャスは決勝トーナメントに入り、神がかり的なセーブを連発した。パラグアイ戦でのPK阻止。準決勝のドイツ戦でもことごとくシュートをはねのけた。決勝でも、ロッベンとの1対1のピンチを2度も気迫のプレーで防いだ。
スペイン優勝の立役者となった主将のカシリャスは優勝セレモニーで、何度もワールドカップを掲げた。大事そうにトロフィーを抱き、なかなか離そうとしなかった。
そして、お決まりのカルボネロさんの勝利インタビュー。マイクを向けられたが、もう言葉にできない。カルボネロさんを抱き寄せてキスをして、そばで支え続けたカルボネロさんに感謝した。
インタビューはスペイン全土に中継された。カルボネロさんは恥ずかしそうに顔を手で押さえた。周囲から拍手がわき上がった。カルボネロさんの目にも涙が光っていた。ttp://sankei.jp.msn.com/sports/soccer/100712/scr1007120928037-n1.htm
ワールドカップももう終わりかぁ・・
ガキの頃の夏休みが終わってしまう寂しさがあるな
しっかしカシージャスは、グラディエーターのときのホアキン・フェニックスにそっくり
日本じゃ絶対こういうのないわなぁ
長谷部と本田朋子もやってみればいいのに
日本人のイメージも大分変わるぜ
- 関連記事
-