浦和の日本代表MF細貝萌(24)がドイツ・ブンデスリーガ今季1部3位のレバークーゼンと、4年半の長期契約で完全移籍することが22日、決定した。
レバークーゼン関係者によると、この日までに細貝と契約する大野祐介代理人に正式オファーを出した。浦和とは契約満了のため違約金はゼロ。合計4年半という異例の長期契約で1年ごとに年俸は上昇する条件となっており、最高で推定100万ユーロ(約1億3000万円)を軽く超えるという。ブンデスリーガ再開時からの半年間はドイツ2部首位のアウクスブルクにレンタル移籍となることも決定。1部昇格を目前としたクラブでの武者修行でフィジカルコンタクトの厳しいドイツサッカーへの適応を図ることになる。
細貝は25日に天皇杯準々決勝のG大阪戦を控えており、更に来年1月のアジア杯メンバーの候補に登録されているため、渡独のタイミングは現状では未定。条件面ではすでに合意に達しているため、後日、現地でのメディカルチェックを残すだけで、正式サインは書面のやり取りで完了となる見込みだ。ドルトムント・香川、ヴォルフスブルク・長谷部など「侍ブルー戦士」が活躍するドイツで、14年W杯ブラジル大会の主軸を担うダイナモが完全開花する。ttp://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/world/news/20101223-OHT1T00042.htm
【細貝萌コメント】
「自分にとって厳しい環境に身を置く事だと前向きに決断しました。
この6年間、たくさんの人に支えられ本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
浦和で良い結果を残す事はできませんでしたが、いつかサッカー選手として良い選手になる事ができたら、今度こそ、たくさんのサポーターから期待されるような、愛されるような選手になりたい。その日を夢みて頑張りたいと思います。
そして、土曜日には、今シーズンの大事な戦い、天皇杯があります。
浦和レッズの一員として、ミスを恐れず闘いたいと思います」
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