日本女子代表「なでしこジャパン」戦士の素顔を、関係者の証言で紹介する連載の第9回は、なでしこリーグ2部相当のチャレンジリーグ・仙台へ移籍が決まったDF鮫島彩(25)。内股の『乙女走り』とかわいらしいルックスの一方で、内に秘める芯の強さと闘志を、宮城・常盤木学園高校時代の恩師・阿部由晴監督(49)が明かしてくれた。
鮫島の『乙女走り』について、阿部監督は「理にかなっている」と説明する。入部当時に矯正もできたが、「普通の人は内股になるとお尻に力が入らないが、サメはそれができる」と見抜き、個性を伸ばした。「内股はボールも触りやすいんだよ。変な力も入っていないから上体も浮き上がってくる」。上半身の姿勢のよさにつながり、視野の広さを生み出している。http://london.yahoo.co.jp/news/detail/20120713-00000522-sanspo
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