【サンパウロ1日】2014年ブラジルW杯のプレ大会、13年コンフェデレーションズ杯(同6月15~30日)の組み合わせ抽選が当地で行われ、日本は1次リーグA組でW杯最多5度の優勝を誇る開催国・ブラジル、今年の欧州選手権準優勝のイタリア、北中米カリブ海王者のメキシコとの対戦が決定。10月16日の親善試合(ポーランド)で0―4の大敗を喫したブラジルに、6月15日(日本時間同16日)の開幕戦でリベンジをかけて挑む。
ザッケローニ監督の望み通りの対戦が実現する。。抽選会前から「強いチームとの対戦を経験して、1年後(W杯本大会)に照準を合わせたい。現在はブラジルとスペインが最も強いと思うから、できるだけその2チームと当たりたい」と話していた。そのブラジルと開幕戦でいきなり激突する。
今年10月の親善試合では0―4の大敗を喫し、強豪国とのアウェー戦の経験を積む必要性を痛感した日本。過去の対戦成績は2分け7敗だが、その2つのドローはいずれもコンフェデ杯だった。日本が準優勝した01年日韓大会で0―0、ブラジルが優勝した05年ドイツ大会で2―2と互角の勝負を演じた。
見逃せないのがザック監督の母国・イタリアとの対戦だ。過去の対戦は、01年11月に埼玉で1―1のドローの一度だけ。指揮官は「まさかイタリアと同じ組に入るとは思っていなかったが、とてもうれしい。母国との対戦は特別な試合になる。日本の力をイタリアの人にも見てほしい。日本はとても成長しているし、欧州で経験を積んでいて、良い試合ができるのでは」と自信を見せた。そしてメキシコはロンドン五輪準決勝で対戦し決勝進出を阻まれた相手。フル代表は日本の1勝3敗。05年コンフェデ杯で1―2で敗れており、98年の対戦から3連敗中。この激戦をくぐり抜けた先には、世界王者スペインとの対決が見えてくる。
◆コンフェデレーションズ杯 各大陸連盟の王者などが参加して92年から始まり、05年からW杯前年に同開催国で開かれている。今回は日本、ブラジル、スペイン、イタリア、メキシコ、ウルグアイ、タヒチ、アフリカ代表(来年1月決定)の8か国・地域が出場し、リオデジャネイロなど6都市で行われる。4チームずつで1次リーグを行い、各組上位2チームが準決勝に進む。11年アジア杯優勝で資格を得た日本は、2大会ぶり5度目の出場。http://hochi.yomiuri.co.jp/soccer/japan/news/20121202-OHT1T00040.htm
◆FIFAコンフェデレーションズカップ2013 ブラジル大会 1次リーグA組│日程◆FIFAコンフェデレーションズカップ2013◆FIFA公式│FIFAコンフェデレーションズカップ2013
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